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特殊な印刷の技術と可能性 トライプリント

富山県氷見市にある印刷会社 トライプリント様を訪ね、KNBテレビ番組の撮影をして参りました。番組ではこれまで、富山県内の製造業を170社あまり取材してきましたが、印刷会社は珍しい印象。特にトライプリントは特殊な印刷技術を持つと言うことで、興味津々で伺いました。

例えば、三次元に複雑に湾曲している自動車のアルミホイールに、真っ直ぐのラインや文字列を印刷するとか。メガネのレンズのような球面、注射器のような管状の容器に、正確に目盛を印刷するとか。そう思って見ると「これ、どうやって印刷するんだろう」と頭を捻ってしまうものです。

ところが現場を訪ねると、随所に工夫が施された装置や治具を、職人たちが手際よく操作し、見事に印刷を施していることが分かりました。力仕事というよりも、繊細さや集中力が求められる職場で、女性が多く働いておられたのが印象的でした。

近年同社が力を入れているのが、釣り竿の塗装と印刷。大手釣具メーカーの竿の仕上げ工程を担い、海の街 氷見で作られた竿というブランドイメージ向上にも寄与しています。竿の表面を美しく塗装し、品名やマークなどを印刷するのは、トライプリントの特殊技術が生かされる分野です。

そしてゆくゆくは、竿の素材であるカーボン繊維や付属品なども含めて Made in 氷見を目指そうと、県西部の企業間で協力体制を模索するビジネスマッチングにも力を入れています。斉藤隆俊社長はこうした取り組みから、地域活性化、産業観光といった可能性に広げていきたいと意気込んでおられ、挑戦をしていく企業=トライプリントという社名そのものという印象でした。

放送はKNBテレビ 6月14日(日)午前11:45分から。富山県外の方はKNB公式サイトまたはYouTubeチャンネルで、後日ご覧いただけます。