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木造船を作る職人に迫る

北日本放送(富山県/日本テレビ系列)が制作している「モノヅクリのその先へ」2025年5月の放送は、日本でも希少な、木造の船を手作りしている職人の技をご紹介します。

氷見市にある番匠造船の船大工 番匠光昭さんは、地元氷見の里山から切り出した木を使い、独自の技術で木造の船を作っています。現在多くの船が金属や、FRPと呼ばれる樹脂で作られますが、ごく限られた用途に、まだ木造船のニーズがあり、一艘に数カ月をかけてじっくり手作りしています。

現場で見ると、船独特の曲線を描く美しいフォルムに惹かれました。まっすぐ伸びる杉材をどのようにして曲げるのか、浸水しないように板と板を圧着するにはどのような技術があるのだろうか。今まで考えた事も無かった疑問が、番匠さんの技で謎解きされていくような時間でした。

放送は富山県内 5月18日(日)午前11:45から。県外の方はKNB公式サイト、またはYouTubeチャンネルで、後日ご覧いただけます。