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凝集剤ってなに?を探るロケ 北陸化成工業所

日本は水道水が飲める世界でも珍しい国と言われます。とりわけ富山県は豊富な水資源に恵まれていて、飲用だけでなく農業や工業も支えています。水をきれいにする浄水場で不可欠な薬品に「凝集剤(ぎょうしゅうざい)」があります。なかなか日常気にする事のない、この凝集剤を製造している高岡市の北陸化成工業所を訪ねました。

凝集剤を作る現場にて 後ろにあるのは雪ではなく・・・

凝集剤とは、川や湖などにある自然の水の濁りを取り除く薬品。沈殿せず水中に留まっている微細な汚れや物質(濁り)を、凝集剤を加える事で、粒子の電荷を利用して固めて集めるという仕組みです。この凝集剤の原料に、北陸化成工業所は、地場産業であるアルミニウムの廃棄物を活用するというユニークな工程を確立していて、数十年前からSDGsを体現してきた企業でもあります。

では、どんな薬品がどんな作用をするのか。化学の説明はやはり実演映像が一番わかりやすいので、詳細は是非KNBテレビでの放送をご覧ください。濁りに見立てた絵の具の色素が、凝集剤の力でみるみる捉えられ、水が透明になっていく様子には、感動しました。

水ガラスの実験ではあっという間の出来事に感動

他にも、水を多く含んだ地盤を固めて安定させる「水ガラス」と呼ばれる薬品も製造していて、地震によって液状化したり軟弱化した地盤の改良工事に効果が高いと期待されています。

北陸化成工業所 代表取締役社長 中山浩光さん(左)にインタビュー

番組では、代表取締役社長の中山浩光さんに、業務内容と社会的な役割、将来性などについてお話を伺いました。企業全体のイメージとしては「ふわっとしたものをギュッと固める企業」とでも言いましょうか。凝集剤ってなに?という私のふわっとした認識を、がっちり固めて得心させていただけたと、感謝しています。

放送は2026年2月15日(日)午前11:45からKNBテレビにて。放送後は、KNBの公式サイトYouTubeチャンネルでもご覧いただけます。