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テレビ初公開 水力発電を支えるものづくり

富山県は製造業に従事する人の割合が全国で最も高いことから「ものづくり県」と言われます。その振興を支えてきた要因のひとつが、水力発電による電力供給。更にその水力発電を支えてきた主要な企業のひとつ、富山市の萩浦工業を訪ねました。

萩浦工業株式会社 代表取締役社長 加藤喜隆さん(右)

私が見せて頂いたのは、水力発電の設備の内、ダムから水車へ水を送る水圧鉄管と呼ばれる巨大な管と、水門及び開閉をする設備。萩浦工業の主力製品を作っている現場でした。どちらも想像以上に大きな構造物で、水圧鉄管は直径が2m以上もありました。

社内をご案内頂いた 常務取締役 和泉 満さん

大きさや堅牢さに反して、求められる精度は極めて厳しく、溶接や組み立てでは許容される誤差の範囲で製品を仕上げようと、息を止めながら慎重に作業が進められていました。

多様な方式で生み出されるエネルギーの内、水力発電は再生可能エネルギーとして、今後一層必要性が高まると見込まれます。終戦直後から長きに渡って水力発電を支えてきた実績を踏まえ、来年迎える創業80周年以降も、萩浦工業は益々時代に求められる企業として、役割を果たしていく事になります。

テレビカメラが入るのは初めて 貴重な映像

そんな萩浦工業のものづくりの現場に、初めてテレビカメラが入った貴重な映像をぜひご覧ください。放送はKNBテレビ11月16日(日)午前11時45分から。県外の方は後日、KNB公式サイトまたは公式YouTubeチャンネルにてご視聴いただけます。