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ジュエリーチェーンのものづくり 取材

宝飾店などで目にする美しいネックレス。そのチェーンを作っている会社は日本に僅か5社。その内の1社である富山市の山森製鎖(せいさ)を訪ねました。今年7月から8月のトミファ=富山オープンファクトリーにも参加された企業で、私は3度目の訪問となりました。

そもそもジュエリーのチェーンってどうやって作るのか。考えた事もありませんでした。ごくザックリというと。

チェーンの材料となる、金やプラチナなど貴金属の地金を高温で溶かし、棒状に伸ばします。そこに圧力をかけたり細い穴に通したりして針金のように細くします。それを機械で編み込んで行き、研磨と表面加工で独特の輝きを出し、最後に留め具などのパーツを組み込んで完成となります。

本当に一から十まで自社で完結する一貫生産だと言うことに驚きました。また、編み方、成形の仕方、磨き方ひとつで見え方が大きく変わります。各工程を担当するプロの高い技術と開発意欲が、山森製鎖の品質を生み出していることが分かりました。

放送はKNBテレビ(北日本放送/富山県)10月19日(日)午前11:45から。他地域の方は、KNB Webの番組サイト、または公式YouTubeチャンネルで、後日ご覧いただけます。