「上市モデル」地域の人づくりのカタチ

7月20日（土）上市町の株式会社ニッセイテクニカ様本社にて、社員研修の講師を務めてまいりました。ユニークで画期的な取り組みだったので、ご報告いたします。

ニッセイテクニカ様はネジのゆるみ止め加工をする企業です。多くの製品に使われている「ネジ」を、独自の技術で「弛みにくく」する技術で、私たちの暮らしを支えています。同社だけでなく、同町の株式会社コージン様、さらには上市町役場、上市町教育委員会という、官民・企業の枠を超えた18人が、研修を受講されました。

主催したニッセイテクニカ様の思いは「他社の社員職員の方と交わることで、いい緊張感ができる」「立場や業務内容が大きく違う人たちとの関わりの中で、気づきが多い」「単発ではなく年間を通じて確実に成長してほしい」「上市町で仕事をする人たちがトータルで成長できる仕組みになればいい」というものでした。

私はこのユニークなスタイルを「上市モデル」と呼ばせて頂きます。口で言うのは簡単ですが、他社、組織との協調は、調整など難しさもあります。ニッセイテクニカ様にはご負担をおかけしますが、必ずその向こうに大きな成果があると期待しています。この取り組みのニュース性を、チューリップテレビ、KNBテレビの２社が同日放送で取り上げました。

私の研修スタイルがお役に立てれば幸いです。次回は10月を予定しています。