その他

ガラス容器のものづくりを取材

富山県砺波市にある塩谷硝子株式会社の取材に行ってまいりました。同社は医療用のガラス容器の製造を行っていて、例えば歯科医が使う麻酔の注射液を封入しているカートリッジの多くを製造するなど、日頃お世話になっている分野を支えている企業です。

大まかに言うと、材料となるガラスの管に熱をかけて整形するイメージです。現場は至る所でガスの炎がゆらめいていて、硬いはずのガラスがまるで飴細工のように自在に形を変えていく、ちょっと幻想的な雰囲気でした。

一方で、医薬品容器の製造なので衛生管理が厳格で、防汚服など防備をしっかりしての撮影でした。炎の近くに行くとさすがに暑かったですが、徹底した管理のもとで作られる製品に、安心を感じました。

私はこの番組で、通算160社余り取材してきた経験がありますが、あまり他には無いような、ジブリ映画に出てきた動く城のような、ちょっと珍しい雰囲気の工場でした。

是非7月20日 午前11:45からのオンエアをお楽しみに。富山県外の方は、KNB公式サイトYouTubeチャンネルで後日ご覧ください。